サバイバルゲームの基礎知識




Q.サバイバルゲームって?
サバイバルゲームとは、チームに分かれてエアソフトガンを使用してBB弾を撃ち合う、いわが大人の戦争 ごっこです。



Q.どうやって遊ぶの?

チームを2つに分け、双方が撃ち合うのが基本で、自分の体や衣服・装備品などに被弾(BB弾が当たる)した場合「戦死」となり、セーフティエリアに戻ります。参加する人数や使用するフィールドの大きさなどによって、さまざまな遊び方があります。以下は代表的なゲームのやり方になります。

1.フラッグ戦

チームを2つに分け、それぞれの陣地にフラッグ(旗など)を設置し、それを取り合うというシンプルな遊び方です。フラッグを奪取するために敵の最前線に飛び込むアタッカー、自陣のフラッグを防衛するディフェンダーという形にメンバーを分けて戦うのが一般的です。人数の規模によっては一見シンプルですが、アタッカーにはいかに敵の監視や火力防御をすり抜けるかという能力や時には敵の火力の目前に飛び込む度胸が、ディフェンダーには潜入した敵アタッカーをいかに早く発見して仕留めるか、という能力が問われます。


2.殲滅(せんめつ)戦

チームを2つに分け、それぞれのチームのどちらかを全滅させるまで戦うといういたってシンプルなルールです。比較的少人数でも楽しめるのが特徴で(というより人数が多すぎると終了まで時間がかかりすぎる)、当チームではこのルールで遊ぶことが多いです。このルールでは陣地という概念が無いので、あまり前衛と後衛を分ける意味が無く、比較的自分の好みで動けるというのも特徴です。


3.渡り鳥

基本的なルールは殲滅戦と変わりませんが、通常ヒットされた人がセーフティエリアに戻るのに対して、このルールではヒットしたほうのチームに吸収されて、また戦うことが出来るというのが特徴です。なので、戦力差が偏って短時間にゲームが終わってしまうことが多いですが、逆にどこまで追い詰められても逆転の目が残されているので、延々と終わらないこともあるというルールです。


4.護衛戦


このルールではチームを、襲撃チームと護衛チームという2つに分けます。この中で護衛チームの中から一人をVIP(護衛対象)として選び、その人を危険地域(フィールド)から脱出させれば護衛チームの勝利、逆に脱出される前に仕留めれば襲撃チームの勝利となります。ルールによって、VIPは武装してはいけない等の制約が付くことがあります。


      

Q.危なくないの?

ルールをきちんと守って遊べば安全なゲームです。BB弾が当たっても目などに怪我をしないようにゴーグルの着用を義務付けてゲームを行います。エアソフトガンの性能も安全のためチーム内で定めた基準内(法律で定められたものより厳しい)のもののみ使用します。


      

Q.どんなものが必要?
サバイバルゲームには無ければならないもの、あったほうがよいものがありますが、どんなルールでも必ず必要になるのが、ゴーグルです。これは、サバイバルゲームにおいてエアソフトガンよりも重要なものです。エアソフトガンの場合、規制の範囲内で使っている限りにおいては、よほどの至近距離で撃たないかぎり、相手に怪我を負わせることはまずありえません。ただし眼だけは別で、直撃の場合は最悪、失明につながりかねません。そして、その次がエアガンです。エアガンと一口に言ってもさまざまあり、主流になるのがバッテリーをつないでモーターの力でBB弾を発射する電動ガンです。エアガンの中ではもっとも高価ですが、ほぼ全ての電動ガンが連射性を備え、フルオートでの発射が可能です。他にはガスの圧力を使ってBB弾を発射するガスガンがあります。これはアサルトライフルのように大き目の銃よりもハンドガンのような小型の銃に多く見られる形式ですが、ブローバックタイプのガスガンだと「バン!」という迫力のある発射音と、手や腕に返ってくる実銃さながらの反動が病みつきになります。低温時に安定して使えない、電動ほど連射できないなどデメリットも多いですが、独特の魅力がガスガンにはあります。もうひとつの種類としてはエアーコッキングガンがあります。これは自分の手でコッキングレバーを引き、バネを縮ませることで、発射するという形式です。電動ガンがモーターを使うのに対して、自分の手で行う手動式のエアガンです。このエアーコッキングガンのメリットは、まずコストが安いこと、そして構造がシンプルなので故障が少ないことがあげられます。デメリットとしては構造上、一度撃つたびにコッキングレバーを引かなければならないため、連射が効かないということです。この形式が使われるのはハンドガン、ショットガン、そしてスナイパーライフルがあります。

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